博報堂生活総合研究所
『Z家族 データが示す「若者と親」の近すぎる関係』
光文社
2025年9月30日
20251125 日々、Z世代と接して、ジェネレーションギャップを感じない日はない日々を過ごしています。そこでこの本です。彼ら彼女が、どんな思考で日々を過ごしているのか、データをもとに明らかにされており、興味を持って手に取りました。印象論ではないところが本書の最大の特徴です。説得力がありました。若者は基本的に変わっていなくて、単にテクノロジーや環境が変わっただけということ、環境意識や社会意識が高いと言うのは、世間での言及が多いだけで、昔の方が高かったとか、内向きなのは親世代の方がその率は高いということは、そうだなと思いました。空気を読み過ぎるとは言うものの、振り返ってみれば、自分たち親世代というか、大人の方がよっぽど空気を読んで過ごして、いろいろなことに億劫だと思います。タイトルにもある通り、家族に焦点をあてており、とにかく家族との関係が密になっているということでした。そして、その割合を食っているのが異性との交流のようです。最後に、家族でなくとも、心理的安全を感じられる大人が一人でもそばにいれば、自尊心やウェルビーイングに好影響をもたらすと書いてありました。