火坂雅志
『天下 家康伝 上』
日本経済新聞出版社
2015年4月24日
20241124 司馬遼太郎もしくは幕末モノとも思ったのですが、戦国モノになりました。2013年4月1日〜2014年10月11日に日経夕刊に連載されていたもので、当時読んでいたので2回目なのですが、ほとんど覚えていませんでした。連載当時、家康に興味をもったのですが、そのまま放置して、大河ドラマを観て、いつか家康はきちんと読みたいなと思っていました。「どうする家康」とは全く異なる家康観です。歴史は見る視点が異なると、全く様相が変わることが魅力ですね。いや、歴史に限らずか。あと、歴史は経営につながる、みたいなことが言われますが、偉人の話は生きていくうえで参考になりますし、人の愚かなところや素晴らしさは歴史から学べます。いわゆる教養ってやつです。これまで紙上で読んできた連載モノを読み直してみようかとも思っている今日この頃。とりあえず、下巻も読もうと思います。