ルートポート
『会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか』
KADOKAWA
2019年2月1日
更新が滞っています。いつ購入したのかは覚えていないのですが、『バランスシートで読みとく世界経済史(2014年)』や『帳簿の世界史(2015年)』に始まる会計史ブームで数冊購入したなかの1冊です。学生時代に会計史はぼちぼち触れていたので、大方知ってはいるのですが、文字より先に簿記(記録)の部分は、+αが多くておもしろかったです。会計学とは違う楽しめ方ができるのでいいですよね(会計を勉強するモチベーションにもなる)。近代会計の話の前置きとなる、なぜ産業革命がイギリスだったのか、その関連の農耕は人を豊かにしなかった(産業革命まで多くが貧しかった)は、とてもよい歴史認識になりました。学者先生が書くものより、厳密さにはかけるのでしょうが、とても読みやすくてよいです。この辺のおもしろさを学生には伝えたいのですが、なかなか興味を持ってもらえないのは伝え方が下手なのだと思います(反省)。『会計の世界史』や渡邉泉先生の本も中途半端になっているので、読んで載せたいと思います。
『会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか』
KADOKAWA
2019年2月1日
更新が滞っています。いつ購入したのかは覚えていないのですが、『バランスシートで読みとく世界経済史(2014年)』や『帳簿の世界史(2015年)』に始まる会計史ブームで数冊購入したなかの1冊です。学生時代に会計史はぼちぼち触れていたので、大方知ってはいるのですが、文字より先に簿記(記録)の部分は、+αが多くておもしろかったです。会計学とは違う楽しめ方ができるのでいいですよね(会計を勉強するモチベーションにもなる)。近代会計の話の前置きとなる、なぜ産業革命がイギリスだったのか、その関連の農耕は人を豊かにしなかった(産業革命まで多くが貧しかった)は、とてもよい歴史認識になりました。学者先生が書くものより、厳密さにはかけるのでしょうが、とても読みやすくてよいです。この辺のおもしろさを学生には伝えたいのですが、なかなか興味を持ってもらえないのは伝え方が下手なのだと思います(反省)。『会計の世界史』や渡邉泉先生の本も中途半端になっているので、読んで載せたいと思います。