細谷功
『「無理」の構造』
dZERO
2019年4月1日(電子版)
20190712 無理という単語に反応してDL。世の人の誤った認識を、当然のような法則をもとに客観的に説明している本なのかなぁと思いました。キーワードは、非対称性。あと不可逆性でしょうか。「部分を全体だと思ってしまうこと」(に気づかないこと)は本当に厄介というのは、筆者の気持ちがかなり出ていたように感じました。あと、「扉は内側から、閉じこもっている人からのみ開けることが可能で、外側からはどんなに努力してもこじ開けることはできない」という天岩戸の法則は、納得の説明でした。見えている・見えていないの溝は深いです。