児玉尚彦
『35歳までに身につけておくべきプロの経理力』
日本実業出版社
2009年7月1日
DSC05506 経理を仕事にしているわけではありませんが、どんなことが書いてあるのか、ちょっと興味あって読んでみました。オーソドックスな啓発や数字の見方が主な内容だと思います。経理は、IT化によって仕事内容がガラリと変わった職種の一つだと思います。日々の取引を仕訳し、試算表を作成するのは、人がやる仕事ではありません。会計仕訳の入力もアウトソーシングの的です。ルーチンワークに拘泥せず、いかに「帳簿をつけて集計する人」から「業績を確認してわかりやすく伝える人」になるか、誰にでもできる仕事ではなく、緊急でないが重要な仕事をやっていけるか、ということでしょう。何事も一朝一夕にはいきませんから、日々経験を積み重ね、実力をつけていくことが大切ですね。