蒲生嘉達
『ソフト会社の心臓』
幻冬舎ルネッサンス
2008年2月15日
20090408 ソフトウェア会社を例に、やさしく会計を解説している本です。筆者は、会計の専門家ではなく、簿記の本を数ページで挫折したと語るソフトウェア会社の社長さんです。損益計算書を縦にしてみたり、時系列に貸借対照表の状態を見ていったり、簿記の本質的で動的な部分もわかりやすく、斬新でいいんじゃないかなとボクは思いました。確かに、専門家の会計知識から出発していない内容です。財務、税務、原価計算と幅広く実務に必要な会計知識がコンパクトに説明されていると思います。字が少なくコンパクトなところも飽きの早い会計本を少なからず回避しているかも。会計嫌いなビジネスマン向けですね。