竹本知行
『大村益次郎 近代的学知の受容と実践(下)維新編』
2022年10月1日
一般社団法人 萩ものがたり
と言いつつも、維新編も世間で語られる内容と史実の違いが興味深かったです。私事を挟まず、天下国家のため、日本国のため、将来のために今何を為すべきかを考え、反対されても凍結されても曲げずに実行に向けて動く姿に素直に感銘を受けました。とはいえ、四境戦争で益次郎によって戦略的に捨てられた大島口の惨状については、何とも言えない気持ちになるのですが、動じない冷静な判断というのは大事だなと思います。恩讐を超えてという部分にあった、会津への配慮などは、木戸や大村が日本という括りで物事に対応している様に、こうありたいと思いました。享年45ということで、未だ何もなし得ていない自分に恥ずかしさを覚えます。自分には何ができるのか。
『大村益次郎 近代的学知の受容と実践(下)維新編』
2022年10月1日
一般社団法人 萩ものがたり
と言いつつも、維新編も世間で語られる内容と史実の違いが興味深かったです。私事を挟まず、天下国家のため、日本国のため、将来のために今何を為すべきかを考え、反対されても凍結されても曲げずに実行に向けて動く姿に素直に感銘を受けました。とはいえ、四境戦争で益次郎によって戦略的に捨てられた大島口の惨状については、何とも言えない気持ちになるのですが、動じない冷静な判断というのは大事だなと思います。恩讐を超えてという部分にあった、会津への配慮などは、木戸や大村が日本という括りで物事に対応している様に、こうありたいと思いました。享年45ということで、未だ何もなし得ていない自分に恥ずかしさを覚えます。自分には何ができるのか。
ということで、村田蔵六です。宇和島へ行った経緯や軍艦雛形の建造、イネとの関係など『花神』で描かれた内容は事実とは異なるという点が、新鮮でした。まあ、歴史小説とリアルは違いますよね。今、大村益次郎編ともなる(下)を読んでいるのですが、軍事関連の話題ばかりなので、(上)の方が面白かったです。実家の近所の話も出てきますし、あれこれ勉強する内容や職を転々とするあたりも共感するし、それがすべて繋がっているのがまた趣き深いです。
去年『世に棲む日日』に嵌っていた頃、萩博物館で購入したものです。55ページの本というより冊子です。ちょっと思うところもあって、吉田松陰の魂に触れて、気持ちを奮い立たせようと思った次第です。第八節の人生を春夏秋冬の四季に例えている部分が印象的でした。まず「未だ曾て西成に臨んで、歳功の終わるを哀しむものを聞かず」に本質的だなと感じ入ったところに、十歳で死ぬ者には十歳なりの四季があり〜とあり、最後に志を受け継いでくれる同志を残せたのであれば、未来に種を残すことができ、実りある豊かな人生だったという内容に触れて、アツいと思った次第です。このあと、大村益次郎も読もうと思っています。人物像の違いが、またアツいんですよね。