2013年06月

あふれる情報からアイデアを生み出す「ものさし」のつくり方

吉川昌孝
『あふれる情報からアイデアを生み出す「ものさし」のつくり方』
日本実業出版社
2012年10月20日
IMG_0322 博報堂の生活総合研究所というところで考えられた情報をアイデアに加工する「INSIGHTOUT」という研究アプローチについて紹介されています。情報爆発のこの時代、情報に振り回されているなぁと日々感じ、どう情報を整理したらいいかを日々悩んでいます。最初に書かれてある「情報メタボ」「視野狭窄」「情報の運び屋」は気をつけなくてはならない視点です。「INSIGHTOUT」については、インプット部分がとても参考になりました。アイデアやプレゼンについては、同感といったところ。最後に付録として、実際の事例が紹介されています。私の研究スタイルもこんな感じですね。完全に滞っていますが…

娘たちと話す 左翼ってなに?

アンリ・ウェベール
『娘たちと話す 左翼ってなに?』
現代企画室
2004年11月15日
IMG_0285 なかなかゆっくり本を読めないので、手許にあった瞬殺で読めそうな本をチョイス。日常的に使用される右翼、左翼ですが、意外と言葉の定義は曖昧です。ちなみに本書では、右翼・左翼の語源は1789年8月のフランス国民会議における王の権限を決める議決で右に王の支持者、左に反対派(革命派)が集まったことに始まると解説しています。著者がフランスの方なので、ほぼフランスの話で解説されています。左翼、右翼の解説はもちろんですが、教養を身につけることの重要性を説いているように感じました。ちなみに私はどっちでしょう。これが結構難しい。自分の立ち位置さえ、わからない未熟者なのです。
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