石川純治
『複式簿記のサイエンス−簿記とは何であり、何でありうるか−』
税務経理協会
2011年4月1日
石川先生の新著、『税経通信』の連載をまとめたものです。一般的に簿記というと、簿記検定とか税理士試験、会計士試験といった検定簿記、受験簿記がメインで扱われ、学問としての簿記は、大学の講義であっても触れられることはあまりありません(私の講義も同様)。いつも残念に思っているのですが、本書はそんな気持ちを晴らしてくれる大変いい内容になっています。常識や通念にとらわれずに、一般的なテキストに書いてある簿記を相対化することで、純粋に簿記の本質、計算構造を分析、解説されています。複式簿記の科学性は大変高く、その可能性は想像以上のものであることがわかってもらえる良書です。簿記を学んでいる方には是非手に取ってもらいたい1冊です。
『複式簿記のサイエンス−簿記とは何であり、何でありうるか−』
税務経理協会
2011年4月1日
石川先生の新著、『税経通信』の連載をまとめたものです。一般的に簿記というと、簿記検定とか税理士試験、会計士試験といった検定簿記、受験簿記がメインで扱われ、学問としての簿記は、大学の講義であっても触れられることはあまりありません(私の講義も同様)。いつも残念に思っているのですが、本書はそんな気持ちを晴らしてくれる大変いい内容になっています。常識や通念にとらわれずに、一般的なテキストに書いてある簿記を相対化することで、純粋に簿記の本質、計算構造を分析、解説されています。複式簿記の科学性は大変高く、その可能性は想像以上のものであることがわかってもらえる良書です。簿記を学んでいる方には是非手に取ってもらいたい1冊です。