山田真哉
『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉』
光文社新書
2008年2月20日
基本的に人が騙されやすい言い回し(数字の使い方)に注意しようというのが本書の内容だと思います。相変わらず読みやすいし、よいです。ただ、会計本ではないと思います。本書のなかに、会計は科学、ビジネスは非科学とありますが、会計が科学と言えるのか、会計学者の端くれとして結構疑問なところです。勘定に感情が入っていることも多くあります。日常業務ではなく、論文や基準のもととなる理論上に(!!)。「現象の再現性」や「反証可能性」があるのか甚だ疑問です。本にもありますが、その場その場でのカードの切り方が大事だと思います。計画なんてあってないようなもんです。こだわるとムリ・ムラ・ムダがでるし。本書を上からなり、横からなり見ると色のついた部分があります。そこは「会計士事件簿」になってます。だからなんだ
『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉』
光文社新書
2008年2月20日
基本的に人が騙されやすい言い回し(数字の使い方)に注意しようというのが本書の内容だと思います。相変わらず読みやすいし、よいです。ただ、会計本ではないと思います。本書のなかに、会計は科学、ビジネスは非科学とありますが、会計が科学と言えるのか、会計学者の端くれとして結構疑問なところです。勘定に感情が入っていることも多くあります。日常業務ではなく、論文や基準のもととなる理論上に(!!)。「現象の再現性」や「反証可能性」があるのか甚だ疑問です。本にもありますが、その場その場でのカードの切り方が大事だと思います。計画なんてあってないようなもんです。こだわるとムリ・ムラ・ムダがでるし。本書を上からなり、横からなり見ると色のついた部分があります。そこは「会計士事件簿」になってます。だからなんだ