矢幡洋
『自分で決められない人たち』
中央公論新社
2004年9月10日
1.27 主として依存性に関する内容です。決め付けないようにとかなり念を押されていますが、かなり誤解を与える内容が多いように感じました。依存に関して偏見を含んでいるように感じますね。あと、勝手に解釈して一人歩きしている感もあります(社会のすべてをこの観点で捉えるのは無理があります)。依存と自立、それぞれに長所と短所があるわけで、依存自体が悪いわけではないです。人間の性格は十人十色だからこそ面白いわけですから。まあ、どんな形であっても度が過ぎていては困りますが。