中公新書ラクレ

2005年04月06日

荷宮和子
『若者はなぜ怒らなくなったのか』
中央公論新社
2003年7月10日
4.6 “若者はなぜ怒らなくなったか”というよりは、団塊の世代と団塊ジュニアに挟まれたくびれ世代と称する著者の世代がいかに辛酸を舐めているかを書き連ねたといった感じの本です。副題の「団塊と団塊ジュニアの溝」のほうが、本のタイトルとしては適切かも。読んでいると独断と偏見がとても多い(強い)ような気がしました。世代間に限らず、男女に関するものや特定のヒトに関するものなど。本人の主張はよく伝わりましたが、あまりいい本とは言えないですね。

(22:04)

2005年01月27日

矢幡洋
『自分で決められない人たち』
中央公論新社
2004年9月10日
1.27 主として依存性に関する内容です。決め付けないようにとかなり念を押されていますが、かなり誤解を与える内容が多いように感じました。依存に関して偏見を含んでいるように感じますね。あと、勝手に解釈して一人歩きしている感もあります(社会のすべてをこの観点で捉えるのは無理があります)。依存と自立、それぞれに長所と短所があるわけで、依存自体が悪いわけではないです。人間の性格は十人十色だからこそ面白いわけですから。まあ、どんな形であっても度が過ぎていては困りますが。

(22:02)

2005年01月15日

杉山幸丸
『崖っぷち弱小大学物語』
中央公論新社
2004年10月10日
1.15 今日明日とセンター試験のようです。全入時代を前に大学間の競争(いろんな意味で)が激化しているとニュースでも新聞でも連日報道されています。世の中には、定員割れの大学、入学難易度をつけることが不可能なFランク大学というのも多く出現してきました。今後は潰れていく大学もどんどん出てくるのでしょう。この本は、そんな弱小私立大学の現状やどのようにしていかなければならないかということが書かれてあります。日本の大学は多過ぎますよね。研究とリベラルアーツの大学に分けた方がいいよ。

(23:19)