角川ソフィア文庫

貞観政要

湯浅邦弘
『ビギナーズ・クラシック 中国の古典 貞観政要』
KADOKAWA
2017年1月25日(電子版)
20170208 マネジメント・リーダーシップは帝王学にあり?と思って、手に取ってみました。大変良かったです。中国の古典は、実に素晴らしい。『論語』もいいですけど、個人的には『菜根譚』『孫子』『中庸』が心に残っている古典。『貞観政要』はこれに加えたいと思いますね。内容は十思九徳、これに尽きるのではないかと。君主となる者には、十思が大事だと思いますが、私は九徳を重んじたいですね。「寛容であってしかも厳しい。柔和であってしかもしまりがある。慎ましやかでしかも物事の処理がてきぱきしている。物事に明敏でしかも敬いの心がある。従順でしかも果断。正直でしかも温和。おおまかでしかも清廉。剛毅でしかも思慮深い。実行力に富みしかも正義にはずれない。」それはそれで讒言には気を付けなければなりません。

知っておきたい日本の神様

武光誠
『知っておきたい日本の神様』
角川書店
2005年11月25日
7.27 引き続き武光さんの本を買ってみました。お次は“日本の神様”です。生まてすぐからお宮参りしてるくせに、ちゃんと知ってる人は少ないですよね。近所の氏神様さえ、誰が祭られているのか知らないとか。日本という国の成り立ちを知るうえでも知っておいて損のない話だと思います。特に戒律もなく、「自分の良心で判断して正しいと思ったことを行なえ」と説く神道も悪くないです。

知っておきたい日本の名字と家紋

武光誠
『知っておきたい日本の名字と家紋』
角川書店
2007年7月25日
7.24 名字や家紋を調べるのは、小さい頃から好きでした。ほんと、読んでいて飽きません。著者の武光さんは同郷の方です。なので、本を読み進めているといつも“防府”が何度か出てきます。武光さんの本は『県民性の日本地図』『藩から読む幕末維新』に続き3冊目だと思います。実に興味をそそられるものばかり。しかし、名字と姓が別物で、姓が出自を表すものとは知りませんでした。そういえば、昔、ウチの姓は“藤原”だと聞いたような気がします。家紋は日本の伝統美です。だいすき
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