ディスカヴァー携書

幸福の方程式 新しい消費のカタチを探る

山田昌弘、電通チームハピネス
『幸福の方程式 新しい消費のカタチを探る』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2009年9月10日
DSC05303 久々に山田先生の本です。この不安定な世の中で、安定してそこそこの暮らしができればいいと願うのは私だけではないと思います。ロスジェネ世代の幸福の形って、そんなとこだったりするのかなぁと思います。あと、明らかに志向が細分化されていて、クルマにせよ服にせよ、「○○したい人」、「○○できさえすればいい人」の差が大きいのも若い人たちの特徴だと思います。“電車では座ることが大きな幸福だと思っている”のは、内発的な動機ではなく動かされているだけというのには、ハッとさせられました。空いた座席が希少資源だから座らないと損と奪い合うだけで、確かに座らなきゃならないわけでもないですね。立って景色を眺めたいときもあるかもしれないわけで。

どんな時代でもサバイバルする会社の「社長力」養成講座

小宮一慶
『どんな時代でもサバイバルする会社の「社長力」養成講座』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2009年3月18日
3.30 昨年、「読書力」養成講座を読みました。他にも「発見力」「数字力」「解決力」がありますが、ここまで多く出版されると胡散臭く感じてしまいますが、内容はいいと思います。切磋琢磨から逃避している弱いオンリーワン、自分の無能力を和気あいあいでカムフラージュ、大雑把で見栄っ張り、自らを省みる内容が多かったと思います。「成功する人は、総じて素直です。」年々、ひねくれている(曲がっている)自らを正さなくてはならないと思う今日この頃。なんか見失いかけているような気がするんですよね。本書は、タイトルに「社長力」とありますが、特に社長になる気はありません。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座

小宮一慶
『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2008年9月15日
10.30 “読書は「目的」によって使い分けるべき”というのは共感です。ボクはあまり速読というものが好きではないですし(必要なときはしますけど)。普段の読書は、本書で云うところの通読レベル1ばかりですね。最初から最後まで普通に読む。論理的思考力を求める本は、あまり手を出しません。電車で集中して読むパワーがないので。専門書や論文は熟読レベルになりますが、BookDiaryに載せる本ではないに等しいです。通読レベル2とされている論点整理しながら考えて読むということもあまりないです。いい本は、そのくらいのパワーを使って読みたいですけど、何せパワーがありません。まあ、そんないい訳はせず、自分のためにも頭の良くなる読書をしてきたいものです。役立つ本がいっぱい紹介されているのも本書の魅力です。

勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド

勝間和代
『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2008年3月1日
5.25 巷には、勝間さんの本が溢れてます。少し胡散臭さを感じていたので、手に取ることはなかったのですが、今回初めて買ってみました。書いてある内容は非常に共感できて、「そう、そのとおり!」と思ったのですが、「男性で年収1,000万円以上、女性で600万円以上」など、みんながみんなというわけではない内容なので少し引っかかる部分もあります(結婚観についても)。でも、世の中で生き生きと活躍していくためには、本書に書いてあることを実践していくことがとても大切なことだと思います。ただ、もっとスローな生き方もありますし、人それぞれでしょうね。

もし部下がうつになったら

松崎一葉
『もし部下がうつになったら』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2007年5月15日
4.3 コーチングの本や翻訳書なんかで、たまに手にすることのあるディスカヴァー・トゥエンティワンですが、新書もあるんですね。“ディスカヴァー携書”っていうみたいですけど。さて、“うつ”の本です。ストレスフルな企業社会では、“うつ”で休職・退職というのも珍しい話ではないと思います。そんなときの対処法が事例とともに紹介されています。ストレス溜め込む前にどーでもよくなるボクのような性格の人間には、無縁なのかもしれません。そうであってもここんとこストレス性湿疹で皮膚がかなりヤラレていたり(残念)。しかし、やっぱ新書は読みやすいです。
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