新書y(洋泉社)

2005年05月08日

宮本みち子
『若者が《社会的弱者》に転落する』
洋泉社
2002年11月21日
5.7 手許にある新書yはこれで最後。今回は若者論。前回までの内容よりは、ちゃんとデータも提示されていて客観的な内容です。労働市場の悪化、必要とされる教育水準の上昇、家族の不安定化という3つの要素を中心としてフリーター・ニート問題、晩婚・未婚問題を説き、若者が如何に追い込まれているか(追い込まれていくか)ということが述べられています。自分の周り(自身も)や各種の統計を見ても将来の不安は募るばかりですねぇ。もっと明るい本読も。

(19:23)

2005年05月05日

岩脇一喜
『SEの処世術』
洋泉社
2004年5月22日
5.5 予定通り読んでみました。SEはサラリーマンであり、職人であり、芸術家であるというのが著者の主張です。重要度は、第一にサラリーマン、第二に職人、そして第三に芸術家だそうです。SEの処世術とは、人の嫌がる仕事をし、進んで宴会部長をせよといった具合。24時間仕事を忘れるな、三日三晩の徹夜だろうがサービス残業だろうが耐え抜いてこそ本物だみたいなことが筆者の英雄伝とともに書かれてあります。まあ、そりゃそうだろうけど。この主観に満ちた独り善がりな内容が新書yっぽい。でも、安易になろうとする人にはいい本かもしれませんね。

(21:55)

2005年04月30日

岩脇一喜
『勝ち組SE・負け組SE』
洋泉社
2001年12月21日
4.30 洋泉社の新書yは、個人的にはあまりいい印象のないシリーズですが、久々に買ってみました。さて、世の中にごまんといるSE。大量解雇の時代がやってくると言われて久しいですが、今後生き残っていくSE像を筆者なりに綴ってあります。2001年に書かれた本なので内容は少し古いかもしれませんが、基本的にはごもっともな内容です。その通りではあるけど精神論に偏っているような気もします。同様の著者で2004年に書かれた『SEの処世術』を次に読む予定。

(22:29)