ゲーテ作/山崎章甫訳
『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代(下)』
岩波書店
2002年4月16日
10.28 これでとりあえず、全巻制覇しました。でも、なんだこの終わり方は。っていうか、これで終わりなのだろうか。ん〜、どうなんだろう。この下巻も例のよって最後の70ページ弱が182つの文章がずらずらと載せてあります。全体を通して感じたことは、ゲーテはいろいろとよく考えていた人だということです。これだけの内容を含ませながら小説をまとめることは凡人にできるものではないですね。全巻制覇といいましたが、『若きウェルテルの悩み』は『修業時代』や『遍歴時代』と繋がりがあるのかな(そうだったら、まだですね)。次は、これを読んでみるか。