林成之
『脳に悪い7つの習慣』
幻冬舎
2009年9月30日
DSC05464 最近よく売れている本のひとつです。面白そうなので読んでみました。私、常日頃から何かを行うときには気分を大事にするのですが、いい意味でも悪い意味でも、その効用を垣間見たような気がします。損得勘定で動いてもいい方向に向かわないのは、脳科学的にもそうですが、やはり気持ちがない分だけ広がりに欠けます。「だいたいできた」で詰めが甘いという自身の欠点も「まだできていない部分」「完成するまでに残された工程」へのこだわりを突き詰める習慣をしっかりつけていきたいものです。“忙しい”の一言で片付けるには、あまりにももったいない。ひとつ、とてもいいなぁと思ったのが、「一人ひとりをえこひいき」という著者の小学校の時の先生のお話。平等に接しないといけないと思い、あまり個人的に優遇するような対応をしない私ですが、それぞれに違った形でみんなにえこひいきというのは、アリだなと思いました。