香西秀信
『論より詭弁 反論理的思考のすすめ』
光文社
2007年2月20日
DSC04979 少々ひねくれていますが、なかなか面白い内容だと思いました。完全な論理的な議論というのは、存在しないのではないかというくらい、日常的な会話や議論のなかでは、相手との人間関係や肩書き、議論のすり替えのような、うまく言い包められているようなもの(信じさせられているようなもの)が少なくないです。詭弁の代表格として「人に訴える議論」について5つの型(「悪罵」型、「事情」型、「偏向」型、「お前も同じ」型、「源泉汚染」型)が紹介されていますが、なかなか興味深いものがあります。相手の議論にではなく、相手そのものに対して関係のない攻撃を仕掛けるなんてのは、メディアの常套手段ですよね。