山口真美
『センスのいい脳』
新潮社
2009年8月20日
20090831 なんだか意味深なタイトルに躍らされて購入。著者は、赤ん坊を対象にした実験心理学を中心に研究されている認知心理学者さんです。なるほどと思う部分もありましたが、想定の範囲内というか、そこまで胸の躍る内容でもなかったというのが正直な感想です。小さい頃から2ヶ国語、という環境の危うさ(どっちつかずになってしまう)を指摘されているのは確かにそんな気がします。自然に両方ペラペラって人に、正直会ったことないですし。まず、一つの言語をきちんと使いこなせることが第一歩なんだと思います。話は変わりますが、巷の人は、英会話に通うより、きちんとした日本語を使えるレッスンをしたほうが確実に役立つと思っています。