柴山政行
『半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか お金は裏でこう動く』
幻冬舎
2009年4月10日
20090412 この手のタイトルの会計本はホントに多くなりました。どんな内容かと手にとってみました。目次を追うと「不況でもリストラせずに儲かる会社は何が違うのか」「客より店員が多いデパートや、半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか」「不況でも、ブランド店や化粧品会社が倒産しないワケ」「書店や出版社、マンガ喫茶はどうやって儲けているのか」など、身近な会社、業界を例に会計を読み解くといった感じです。この手の本は、網羅した内容ではありませんが、誰でも読める入門書として、飽きさせずに興味を持って読んでもらえるはずなので、とてもいいと思います。授業の小ネタには打って付けと言えます。