福田健
『プレゼンの上手な話し方』
ダイヤモンド社
2008年12月11日
2.2 10月に読んだ『プロフェッショナルプレゼン。』では、プレゼンは、「説得ではなく、理解してもらう場」と書いていましたが、本書では、「説得を最終目的とした、プロセス全体を指す」と定義しています。私は、前者に1票。だからと言って、本書の内容を否定しているわけではありません。非常に的確な内容でした。最後に「人の心をその気にさせ、やろうという気持ちにさせるための働きかけこそが、すぐれたプレゼンターの行う試み」という部分には、非常に共感を持ちました。兎にも角にも、プレゼンはコミュニケーション。そして、ライヴです。通り一遍等でジコチュウなプレゼンでは、聴衆の心が離れていくこと請け合いです。