高橋宣行
『真クリエイティブ体質』
PHP研究所
2008年12月3日
帰省の新幹線で、久々に本を読む時間が取れました。現場感を持ち、五感で感じ、人間を観察・洞察して、理性と感性で発想するには、どのような心掛けが必要か、という本です。本書の勧めるいくつかのウォッチング法のなかで、タウンウォッチング、メディアウォッチングには、共感を持ちました。ジャンルを問わず俯瞰してモノを見ること、強制的にでも専門領域外の情報を収集することには、連想の飛躍や発想のヒントが必ずあると思います。キーワード、タイトル、記事、コラム、広告からイメージを広げる習慣、感じたキーワードがさらにどんな発展をするのか、未来に広がっていくのかといったストーリーづくりの力は、「情報の組み合わせ」とも言えるアイディアの本質に適っています。現場で五感をフル回転させて感じ、想うことが、原点というのも同感です。
『真クリエイティブ体質』
PHP研究所
2008年12月3日
