茂木健一郎
『ひらめきの導火線』
PHP研究所
2008年9月2日
9.22 新書が続いてます。やっぱ、新書は読みやすくていいです。日本人には、創造性・個性・独創性がないということろから始まり、そんなことはないよ、でも課題はいっぱいあるね、という本でした。日本のサブカルチャーは世界的にも戦えるようになってきてますが、ハイカルチャーはめっきりという指摘は頷けました。知性の試される総合科学・学問というものが、“専門”という名の下に等閑にされていると思います。あと、人文科学での閉鎖的な雰囲気と日本語という壁は厚いですね。ボクも英語が苦手なのでなんとも言えませんが…。