長谷川茂男
「世界が動く 日本が変わる 会計〔2009年〕問題」
中央経済社
2006年12月20日
2.14-2 4月のコラムで“2009年問題”なんて書いてみましたが、この単語はどうやら一般化したようです。大雑把に最近の会計の動向でも読んでみようと思って買ってみましたが、巷に溢れる会計本の典型とも言える面白さに欠けた本でした。会計本は、どーしてもこうなってしまいがち。残念。会計に慣れない人が読んだらわからない(もっと嫌いになる)、わかる人が読んだらもう一つ(内容が大雑把過ぎる)といったところでしょうか。今年はもう2007年。2009年まではまったなしです。ASBJは、今後コンバージェンスをどのように進めていくのやら。