2006年08月17日

藤原正彦
『国家の品格』
新潮社
2005年11月20日
8.17 久々に新書らしい新書。新潮新書は、blog形式にして初めてのよう。最近、靖国やら教育基本法やらの影響なのか何なのか、国に関する本を多く見かけます。本書は、そのなかでもよく売れている本ですよね。よく売れているだけあって、内容は面白かったです。欧米の「論理と合理」の限界に始まり、“もののあわれ”や“武士道”といった日本の「情緒と形」の普遍性について語られています。会津日新館の掟の結び「ならぬことはならぬものです」が異常に説得力を持っていました。“なぜ人を殺してはいけないのか?”といった合理的な答えのないものに対して、これ以上の答えはないですね。

(00:11)

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