2014年08月

明誠 会計・監査トピックス vol.01

明誠監査法人
『明誠 会計・監査トピックス vol.01』
明誠グループ
2010年10月15日(電子版)
20140827 Kindleストア > Kindle本 > ビジネス・経済 > 経理・アカウンティングのなかを彷徨っていたら、たどり着いたKindle本です。明誠監査法人のニュースレター(メルマガ?ブログ?)のバックナンバーをKindle化したもののようで、vol.08まで(8ヶ月分)あります。ちなみに価格は¥99。↑にアクセスすれば、タダで読めます。なぜKindleで有料で販売しているのかは謎です。内容は、〔トピック解説〕として“事業再生ADRについて”と“グループ法人税制”、〔連載記事〕として“IFRS(国際財務報告基準)”の概要と現状、“不正な財務報告”の架空収益の計上の事例でした。あえて、おカネを落としてKindleで読む必要もなく、巷のWebサイトで十分な内容でしょう。花岡C⇄八尾Cの片道で十分読めます。

他人を攻撃せずにはいられない人

片田珠美
『他人を攻撃せずにはいられない人』
PHP研究所
2013年12月2日
IMG_9642 久々に本を手に取りました。学会シーズンに入って、移動が多いので売店でふと購入。社会生活を送る以上、必ず他人との関わりは避けられません。攻撃欲・支配欲の強い人は確かにいます。好感を与える仮面の下に破壊衝動を隠して、そっと忍び寄ってくる、うわべは優しくて善良そうなのに相手の弱点を繰り返し指摘して傷つけるような人です。自信がなく、自責の念が強い人は、操られてしまいがちです。SATCの言葉らしいのですが、フレネミー(フレンド+エネミー)というのは言い得て妙ですね。本書のスタンスは、そういう人は、基本的に変わらないので自分が変わるしかない(対策をする)というものです。読んでいて思ったのは、要はヤクザですよね。真の意図は隠しながら、心理的負担を与えながら相手を追い込んでいく。気を付けたいものです。こういうのを読んでいると世の中世知辛いなぁと思ってしまいます。

ゼロからの現在価値計算とDCF法(入門編)

ふくしままさゆき
『ゼロからの現在価値計算とDCF法(入門編)』
花嶋生花
2014年2月13日(電子版)
20140818 昨日に引き続き、¥99の電子書籍です。経法大→瓢箪山の15分で読めます。簿記や原価計算の授業をしていて、学生が躓きやすいのが割引現在価値です(おそらく経済学でも同じでしょう)。ゆっくり考えればわかるはずなのですが、慣れないとどうしても頭がこんがらがる代物です。どんな解説なのか興味があったので読んでみました。読んでいて特になるほど!という内容はないのですが、簡潔に説明されているので、根気がなくても読みこなせるというのがいいところでしょうか。敢えて挙げるとすれば、棒グラフは視覚的にわかりやすいし、“年金”の意味(あの年金ではないこと)は、意外と教科書には書いてないかもしれません。思いつきですが、数学が苦手な人のために、数式の解説も含めた説明がある本があるとわかりやすいかもしれませんね。

連結がわかる人はコレを食べている

石王丸周夫
『連結がわかる人はコレを食べている』
Amazon Services International, Inc.
2014年1月20日
20140817 なんとなくKindleで落としてみました。¥99です。連結に苦手意識のある方は、是非読んでみてはいかがでしょうか。わかりやすい例えで連結の仕組みが解説されています。個人的には、ビッグマック、車両間移動、最後の将棋は「なるほど」と思いました。こういった個人で執筆されてKindleから発行されている電子書籍は、編集者付きの出版社から発行されている書籍に比べれば、体裁等で質的には劣りますが、気持ちが伝わってくるし、何より安いので気軽に読めるのではないかと思います。過去記事を見ると、大型連休になると時間があるのか、会計系のモノを検索して物色している形跡があります。電子書籍ではありませんが、iTunesUでは早稲田等の会計系の授業もアップされていて、無料で視聴できて、面白いですよ。

35歳のチェックリスト

齋藤孝
『35歳のチェックリスト』
光文社
2014年7月11日(電子版)
20140816 気付けば光文社新書が続いていますね。帰省する直前に、iBooksで見つけて購入。MBA上でも読めるのがいいです(Kindle早く対応して)。現在34歳、来年の3月で35歳になります。ここのところ日々に追われて自分を失いかけているので、ちょうど良さそうと手に取りました。本書では35歳での棚卸しを勧めています。本書の受売りですが、私が普段気を付けていることはストレス管理ですね。忙しくなる=ストレスが増えるではないことがポイントです。仕事は、受動的か能動的かでストレスはかなり違います。車酔い、船酔いのように揺れに翻弄されて無駄にエネルギーを使って疲労するより、主体的に仕事することで、忙しくなってもストレスは格段に減ります。私はビジネス体力がないので、とにかくコントロールしないとすぐにダウンしてしまうので。あと、自分のためより誰かのためのほうが、本質的な生き方ができると思います。そして、人はオファーで成長するということ。自分がどんなにやってみたいと思っても、場を与えられないことにはできないのが仕事です。人格が安定している、システム思考ができる、これらは信頼の基準です。齋藤先生の言う通り「ミッション・パッション・ハイテンション」は大事ですね。
Archives
記事検索
最新コメント