2014年05月

2014年05月21日

谷本真由美
『日本に殺されず幸せに生きる方法』
あさ出版
2014年1月17日(電子版)
20140521 Kindleの大安売り(本人の宣伝)で手を出してしまいました。めいろまさんです。読めば読むほど、偏っていると思わざるを得ないのですが、内容は相変わらず面白いです。前半は、日本の労働について。協約上の時間外労働の上限で大日本印刷の1920時間には度肝を抜かれました。生活保護や刑務所生活がいわゆるブラック企業の社畜より楽で豊かな生活ができるというのも、世間体というものがなせる技なのかと思ったりしました。教育にかけるおカネと医療・介護にかけるおカネで、将来性がある(還元される)のは前者という現実にどう向き合えば明るい未来が切り開けるのでしょう。老人も減っていく状況になってきた日本の未来とは。後半は、相変わらずのイギリス賛美で、書かれている内容は(そうであれば)素晴らしいのですが、実際のところは見てみないとわかりません。どうなんでしょう。何にせよ、透明性の低い組織(社会)はいかんです。「コネ」で動く社会の未来のなさといったらね。アンチ既得権と権威。「諸君、狂いたまえ」by 吉田松陰です。日本の問題は、仕組みの問題です。能力があるのは間違いないはず。昭和的価値観を見直せば、いっきに開花すると思います(きっと)。もちろん、誰にとってもいい社会になるとは思いませんが。巻末に、本人がやる気になっていないのに、何を無理強いしても無駄だという話は、全く持ってその通りです。あと、多くの選択肢を持つことが人生を豊かになる秘訣です。

(14:43)

2014年05月05日

森見登美彦
『四畳半神話体系』
角川書店
2012年9月1日(電子版)
20140505 遡ると約4年ぶりの森見作品。いつかの角川のKidleセール時に落としたのがiPhoneに入っていました。『四畳半神話体系』って、初版は2005年なんですね。ってことは、『夜は短し〜』よりも古いらしい。いつも通りの登場人物、団体、内容と思いながら読んでいましたが、比較的元祖な話なのね。アニメ化もされている作品です。昔、深夜に見かけた記憶があります。私、鈍いので3週目くらいでようやく意味がわかってきて、最後にはなるほどね、でした。たまには小説もいいものです。森見さんの京大を舞台にした作風は、相変わらずノスタルジックでした。

(20:55)

2014年05月04日

片山康史
『税理士試験 一度も落ちずに確実に短期間で合格する方法』
Amazon Services International, Inc.
2013年12月10日
20140504 受験生を多く抱えている身として、たまにコレ系をネタとして読みます。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」まさに格言です。「ウソを書くな」「白紙で出すな」「自分がわからない問題は他人もわからない」「簡単だと思ったら何か間違えているかもしれないと疑え」などは、試験に限らず重要なことですね。勉強法は参考で、自分に合う勉強法を確立するのが肝要です。理論暗記は漆塗りに例えられていました。暗記が先か理解が先かは、最終的には重要ではないかもしれません。税法科目が難しいのは、会計科目に合格した人たちが母集団であるからというのは、目から鱗でした。確かにそうです。難しいはずです。会計科目を3年で取得できなければ撤退すべき、5科目を8年で取得できなければ撤退すべき、というのはいい目安かもしれません。勉強時間と点数はある程度までは比例するにしても、やはり合格ラインという壁には関係なさそうです。税法1科目に1,000時間以上というのも納得。あと、院免除も5科目取得もスタートラインに立つまでの話で、そこからは実力であって、特にどちらに優劣があるわけではないと私も思います。人によりけりです。

(19:53)