2014年02月

2014年02月24日

栗原良平・純子
『A GUIDE TO THE WORLDめぐれば始まる 世界一周』
リベラル社
2013年5月23日
IMG_4630 海外に行きたい気持ちが溢れ出て、瓢箪山TSUTAYAで購入。帰りの電車内で一読。実際に777日で世界一周旅行をした夫婦の旅行記です。まあ、ブログを読むような感覚でしょうか。世界82カ国の現地レポは、面白かったです。そもそも知識やイメージすらない国もあったので勉強にもなりました。知らない内容がでてきたら、すぐに検索して詳細を知れるのも時代ですよね。旅行雑誌や旅行本は、多くが特定の地域・場所についての観光案内ですが(それが目的だからですが)、全体を程よく搔い摘んだものというのは意外とありません。たまに、世界遺産や絶景を集めた写真メインのムックは買いますが。いや〜、こんなの読んだら、気持ちがますます高ぶってしまう。逆効果な1冊でした。

(21:46)

2014年02月03日

谷本真由美
『キャリアポルノは人生の無駄だ』
朝日出版社
2013年6月30日
200140203 めいろまさんの意見は、過激なところが多いですが、そこが面白いところでしょう。本書は、自己啓発や日本の悪しき慣習を批判しまくっています。自己啓発本は、一種の高揚感を与えます。私もbook diaryに載せている本には自己啓発系が少なくありません。無気力なときのやる気を出すためのキッカケやちょっとしたヒントを求めて読むことが多いです。胡散臭いものは、極めて胡散臭いです。重要なのは、あくまで一意見として自分なりに解釈して取り込むことでしょう。自己啓発本に限らず。あと、知識がないと情報に踊らされることになるということ。「私も何かになることができる」とは、無条件に思わない方がいいと思います。日本人の集団の中でも細かい競争を繰り広げている(何でもランキング化)ひっそりとした、しかし激しい競争社会は、「やって当たり前」の滅私奉公的な文化や「できるのが当たり前」で人のあら探しばかりしている文化、他人は「私と同じでなくてはならない」という嫉妬の感情の根源と相まって、妙に同調圧力の強いお国柄を作っているのでしょう。出る杭は打たれてしまうから、出る杭は海外に行ってしまうのかな。あと、前例のないものや失敗を極度に忌避するところとか。

(23:06)
田中康雄
『もしかして私、大人の発達障害かもしれない!?』
すばる舎
2011年2月25日
IMG_4428 今までなかなか表面化しなかった“周りの人からするとできて当たり前だけど、自分にはできなくて当たり前”といったことが少しずつ理解されてきています。現代社会を生きていくなかで、大事な視点だと思う今日この頃。誰にでもある性格上の凸凹(脳の発達のアンバランス)が生活に支障をきたすと障害となるわけですが、本人さえ気付けないことが多いようです。性格の凸凹程度に収まっていると思いますが、コミュニケーションは生来苦手(苦痛といったほうが近いか)ですし、几帳面な事務仕事は得意な方です(だと思っています)。毎日不安でいっぱいだし、思ったことを素直に言ってしまい失敗することもしばしばあります。誰にでも得意・不得意があるものです。最近は、情報技術の発達のお陰で、効率よく多くの情報処理や分析が可能になり、ホワイトカラーの仕事では、特定の仕事のみを行うのではなく、一通り何でもそつなくこなせるオールマイティな能力が求められるようになっています。なんでも普通にこなすというのは、実は普通ではなく、この普通ではない普通を求める傾向が、世の中を窮屈にさせている原因なのかもしれません。

(22:59)