2013年04月

2013年04月16日

入山章栄
『世界の経営学者はいま何を考えているのか』
2012年11月25日
英知出版
IMG_8975 超オススメ本です。会計学にもこんな本があったらと思わずにはいられない(私では能力不足)。研究活動について、自分を見つめ直す材料にもなりました。「おもしろい」ということと、それが「真理に近い」かは別の話というのは、とても大事な観点です。ここ最近、自分の中でもキーワードになっている「べき法則」は、複雑系の社会を分析するにあたって、やはり重要な概念ですよね。平均をとった統計分析結果と実際の企業の競争力には乖離があるように思います。現在は実証研究も蓄積がされてきているので、研究を研究するというメタ・アナリシスは有用だと思いました。いや〜、経営学おもしろいですね!

(11:18)

2013年04月05日

上野清貴
『簿記のススメ −人生を豊かにする知識−』
創成社
2012年5月20日
IMG_8900 中大に行った際に生協に並んでいたので購入。簿記学会の部会でまとめられた内容が中心です。地味な装丁ですが、プロローグに放送大学の岡部学長(@__obake)のインタビュー記事があり、掴みはかなりよかったです。プロローグ、第1部は、教養としての簿記を考える非常にいい内容になっています。第2部以降は、明治・大正・昭和のわが国における簿記教育の変遷や簿記テキストの話、コンピュータとの兼ね合いと簿記初心者には少々ハードルが高いと感じました(初心者向けとまえがきにはあるのですが)。本書を読んで感じたことは、やはり簿記の一巡というか資本循環に沿った、資本とは何かをきちんと理解することが重要だろうなということです。ここがあやふやなまま問題を解いている方が多いように思います。

(17:48)