2008年11月

2008年11月26日

稲盛和夫
『アメーバ経営 ひとりひとりの社員が主役』
日本経済新聞出版社
2006年9月15日
11.26 いろんな本で称えられている“京セラ会計学”とはどんなものか、と思って手に取ったのですが、読もうと思っていたのは『稲盛和夫の実学』だったことに買った後に気付きました。残念。でも、とてもいい本でした。一流の経営者はやっぱ違いますね。判断基準を「人間としてなにが正しいか」に置くことは共感しますし、これがすべてだと思います。迷ったときには、コレで解決。約3,000のアメーバを組織することが現実的にどれだけ大変なことか、想像を絶します。「嘘を言うな、人を騙すな、正直であれ」というプリミティブな倫理観が如何に大切で、如何に難しいものか、日々痛感しますね。言葉は「言霊」。その人の「心」や「魂」が自ずと表れるものです。

(23:34)

2008年11月21日

ISSコンサルティング 編
『外資系トップの仕事力供
ダイヤモンド社
2008年10月2日
11.21 去年の年末に気鯑匹澆泙靴拭兇出ていたので購入。トップの人の話は、やはりオモシロイ。前回もそうでしたけど、登場されている方は、みんなキャリアを考えたことはないと語られています。やるべきことを着実にやり抜いてきた結果だったと。語られている仕事観には、とても共感を持ちます。面白い仕事は、探して簡単に手に入るものではなく、人に認められて、人から与えられるものだと思います。やはり一生懸命、誠心誠意全力で仕事をすることでしょう。「部長にしてくれたら、部長の仕事をするのに」と考える人にチャンスはこないというのは、わかりやすい例えです。常に、ワンランク上の仕事を考えて広い視野を持って臨むことで、日々の勉強量や吸収力が違ってくるのは確かです。非連続的な変化を大事にするというのも同感(批判もあるでしょうが・・・)。明快に、論理的で、わかりやすく、誰にでも伝わるように伝えるのもとても大事。

(00:26)

2008年11月17日

松下幸之助
『続・道をひらく』
PHP研究所
1978年1月1日
11.17 『道をひらく』を買ったつもりが『続〜』でした。相変わらずのマヌケっぷりです。私が生まれる前に書かれたものなのに何と含蓄のあることか。今の世相にもピタリと当て嵌まる内容に、松下幸之助の基本思想の確かさを感じます。「春がきた。夏がきて秋がきて、冬がきてまた春がきた。同じことのくりかえしに見えるけれど、樹々は一まわり大きくなった。それぞれに、それだけ生長している。決して同じではない、くりかえしではない。」というくだりにハッとさせられました。三省、四省という言葉が何回かでてきます。単なる反省でないところがまた深い。

(23:46)

2008年11月13日

本郷孔洋
『「会計的に見る!」技術』
宝島社
2008年9月24日
11.13 辻・本郷の本郷さんです。「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く」と、目指すところは非常に共感を持ちますが、本書は少々品のない例えが多いです。かなり下世話ネタが多い。畏まった会計本を読みたくない人にはいいかもしれません。それなりに内容もあると思います。簿記の初学者が、会計ってどういうものなのか、税理士って何をしているのかを知るのにも手っ取り早いかも。あと、読んでいて“有給休暇引当金”が日本にもあればいいのになぁなんて思いました。

(23:26)

2008年11月10日

小林英二
『部下の「やる気」を育てる!』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2008年9月15日
11.10-1 言われたことしかやらない“ロボット社員”、楽しさややりがいのない“イヤイヤ社員”、常に転職を考えている“青い鳥症候群社員”とリーダーの悩みは尽きません。この社員像、最近の若者に対する批判にもとれますが、それはさて置き、リーダーシップの基本は“言行一致”、“率先垂範”です。そんな先輩社員が少ないというのも背景にあると思います。叱り方より、「叱る以前のプロセスが大事」というのは、結局、リーダーが尊敬されているか、信頼されているか、好かれているかということです。「認知不協和理論」や「交流分析」といった心理学を用いた分析も非常に肯ける内容でした。円滑なコミュニケーションとは難しいものです。

(21:17)
福島哲史
『仕事文すらすらシート!』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2008年10月15日
11.10-2 論文にかまけて読書量が激減してしまいました。リハビリに簡単に読めそうなものをピックアップ。ドキュメント作成では、「わかりにくい」「くどい」「間違いがある」と毎日のように怒られていました。仕事についた頃よりは多少改善されましたが、依然としてわかりにくいし、くどいし、間違います。文章はセンスが試されるので、本当に神経を使うものです。キレイなものに出会うと、やはりその人に魅力を感じます(その逆も然り)。論文を書いていても、初回推敲時には、真っ赤っ赤です。何回か推敲を重ねて、少しずつまともな文章になるんですけど、やはりいろいろと指摘が入ります。独り善がりな文章は本当にタチが悪いことは、よくよくわかっているはずなんですけどねぇ

(21:11)