2008年01月

2008年01月20日

山田真哉
『女子大生会計士の事件簿6』
英治出版
2007年12月19日
1.20-2 完結しました。結末らしい結末はなかったですけど。それはさておき、この巻も非常に内容がありました。LDをもじったMDO事件はさすがだなと。『お金に色をつける仕事』という例えは、とてもよかったです。「“会計”って何?」と言われて、うまく説明できず、いつも卑屈になってしまうので、こういうわかりやすい説明は読むととても感動します。そう、そうなんだよって。この本、内容がベタな部分も苦手なのですが、コミック版のイラストが入っていたり、幽霊が登場する部分(主人公などと普通に会話して事件を解決してしまう)は特に苦手です。イラストは広げていてとても恥ずかしいです。6巻は、表紙が真っピンクなのも恥ずかしかったです。

(01:33)

2008年01月15日

山田真哉
『女子大生会計士の事件簿5』
英治出版
2007年12月19日
1.15-3 知らない間に出てました。3年ぶりです。しかも。同時2巻。しかも、6が最終巻。そして、5の最後は6に続くで終了。さて、この3年間でいろんな粉飾事件もありましたし、会計士業界もガラっと変わりました。この3年間の事件をもとに内容が構成されていたような気がします。いや、されてます。難しいと敬遠される会計をわかりやすい形で紹介するのは、やはり山田さんが天下一品です。会計士事件簿は内容がベタなので、少し読んでて恥ずかしい気分にさせられますけど。会計の世界の人の端くれとしては、『JICPAジャーナル』の部分がウケました。なんで会計士協会は機関誌名をころころ変えるんだろ。


(02:29)

2008年01月14日

洪自誠著/祐木亜子訳
『菜根譚』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2007年12月15日
1.14-2 明代に書かれた処世訓です。そんなに古いものではないですけど、儒教・仏教・道教をうまくとりいれている(細かいことを言えば、矛盾が多いかもしれませんが)とてもよい本です。モノの理を非常に的確にあらわしています。やはり、個が中心の西洋思想より、全体を捉えている東洋思想は素晴らしい。原典310項目から、220項目を選定して載せてあります。自己顕示のかたまりで偽善を気取る自分の戒めに5つ。

“麕泙箙盞蕕魑ぜ茲蕕覆ぁ峪簍私欲を追求するような世の中の風習に染まらず、無欲無心に生きる人は、非凡である。しかし、わざと非凡な人間を気取るのは、ただの変人にすぎない。世の中の悪い慣習やしきたりに染まらない人は高潔である。しかし、世を捨てて高潔を気取るのは、単なるひねくれ者にすぎない。」
∩がしさも静かさも超越する「騒々しさを嫌い、静かさを好む人は、とかく人を避けることで静かな環境を得ようとする。しかし、他人との付き合わずにいれば心静かに暮らせると思うこと自体が、そうした環境に依存しとらわれている証拠である。このように、現実逃避をしている状態では、「自他を区別することなく、動も静もともに忘れ去る」という境地に到達するのは難しい」
自己顕示をしない「本当に清廉潔白な人には、清廉だというような評判は立たない。評判が立つのは、自分で清廉を売り物にする自己顕示欲の強い人だ。本当に素晴らしい技術を身につけている人は、それを見せびらかすようなことはしない。技術を人前でひけらかすようでは、まだまだ未熟者である。」
た佑肪里蕕譴困冒厩圓鬚垢襦岼いことをしても、それが他人に知られることを恐れる人には、まだ良心というものが残っている。よいことをしても、それが他人に知られることを期待するようなら、偽善にすぎない。」
ヌ樟爾魑瓩瓩訖祐屬傍い鬚弔韻襦崋分がもうかることばかり考えている人間は、すでに人としての道からはずれた言動をしているため、その悪行は誰の目にも留まりやすい。したがって、影響もそれほど大きくはない。しかし、名声を求める人間は、自分の信念や志を隠れみのにして、裏で悪行を行うため、人の目につきにくい。したがって、計り知れない弊害をもたらす。」

(21:23)

2008年01月01日

葛西薫、黒田秀樹、込山富秀、佐倉康彦著/京都広告塾編
『効告。』
インプレスジャパン
2007年11月21日
1.1 京都広告塾のシリーズの3冊目。好き好んで読んでます。また長いこと本読んでなかったんで、帰省の新幹線のなかでの一冊。CMディレクターは、世の中に1000人くらいいるんじゃないか、そしてそのなかで常にヒットを飛ばすような人は、10人くらいだと思うという部分を読んで、苦労して職についても(プロになっても)、そのなかで活躍するのはまた別次元の話だなぁなんて思いました(そりゃそうか)。時折り、差し込まれている講師の方の広告を楽しみにながら、この人の感性はいいなぁ、この人はイマイチ心にヒットしないなぁ、とか勝手に論評しながら読んでます。やっぱ、広告をみるのは楽しい。

(14:56)