2007年04月

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字〈上〉

山田真哉
『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字〈上〉』
光文社新書
2007年4月20日
4.29 山田さんの本は久々です。新書で出してくれるとありがたい。相変わらずのわかりやすさと読みやすさでした。大抵、数字に騙されながら生きているとは思いますが、数字に限らず世の中にあふれる情報はいかさまな内容が多いので、まず自分のフィルターを通して批判的(客観的)にみてから判断する必要があるでしょうね。騙されてはいけません。この本では、数字の基本的な見方が解説されているわけですが、ぼちぼちセンスというか丸呑みにしない意識があれば、きっと変わるんじゃなかろうか。でも、読み終わる寸前でこの本が上下巻のセットモノだと気付た私は、やっぱ注意力不足だね。

小林賢太郎戯曲集

小林賢太郎
『小林賢太郎戯曲集』
幻冬舎
2007年4月10日
4.22 文庫化されるとは。ついつい買っちゃったじゃないか。観るのと読むのとじゃ、結構感覚違った。意外に読むほうがおもしろかったり

デザイン思考の道具箱

奥出直人
『デザイン思考の道具箱』
早川書房
2007年2月28日
4.16 引越して初めての更新。電車に乗る時間が極端に減ったので、今後読書ペースが落ちるのは必至のようです。今回は、デザインと経営というお題で一冊。最近、アート系が熱いです。美大とかに行ってみたいと思うくらい。ビジネスに、アート的なアプローチがとても必要だな、というか自分が欲しいなと思う今日この頃。いや、単純にいろんなものに触れて感性を磨きたい。本の内容は、フィールドワークやプロトタイプの作成なんかを中心に、イノベーションをどう生み出すかということが書かれてありました。最近の会計の話題に関連するもの、システム開発の話題に関連するものと普段の事柄に関連するような内容もあって、そういう視点からも楽しめたかな。
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