2007年01月

2007年01月27日

吉田典生
『ビジョンマッピング』
PHP研究所
2007年1月12日
1.27-2 ある崖っぷちの会社が、少しずつ意識のまとまりをつけながら事業を立て直していくという物語形式の一冊。副題は、“やる気を創る技術”。課題を先取りして、本人が当事者意識をもつ前に教育するような押し付けがましいやり方や自分が気付いていることを周囲が知らないからといって上から目線でものを言ったりしても誰もついてこないし、やる気も起きないということがよーくわかる内容です。いかに受け入れる力をもって、相手が自分で答えを導き出していく環境を作るかなんでしょー。物語形式の本は、わかりやすくて読み易いので好きです。教科書的な本は睡眠薬にしかなりませんけど。


(01:52)

2007年01月20日

社会経済生産性本部編
『企業が求める人間力』
生産性出版
2006年12月12日
1.20 なんとなく手にとってみました。大手といわれる企業14社の主に人事部関係の人の熱い話です。企業の理念というか理想の話から始まり、そこから導き出される理想の社員像が語られているわけなんですが、あまりに理想的な話ばかりで冷めた気分にさせられました。まあ、ビジョンはとても大切なので示しているだけでも素晴らしいことだとは思います。あとは、現場の管理者がそれをいかに実践し、範を見せるかでしょう。最終呂縫戰鵐船磧軸覿箸覇く若者に対して書いてあった、大手企業で働く若者との違いというか、肝に銘じておくべく点は、“確かに”と思わせられました。

(23:34)

2007年01月15日

山崎敏
『火事場プロジェクトの法則』
技術評論社
2006年10月5日
1.15-2 デスマーチの話もだいぶ飽きてきました。っていうか、読むのが辛くなってきた。特にこの本は、システム開発に対してネガティブな観点から見ているような感じだったので。それなりに的を射ていますが、共感度は低め。この手の話は、システム開発の名著とよばれる本を読んだほうがいいですね。そこに全てが書いてあるから。そういう意味では、やはりトム・デマルコの本がいい。ちなみにこの本は、前半はデスマーチ・チェックリストなるものの記入と解説。この内容もイマイチな感が拭えない。矛盾は突いてるんだけどね。


(23:58)

2007年01月14日

毎日新聞社会部
『縦並び社会』
2006年9月10日
毎日新聞社
1.14 毎日新聞を読む機会はないですが、いい新聞社だと思ってます(何となく)。タイトルは、“縦並び社会”。副題は“貧富はこうして作られる”。これで内容は大体想像できると思います。勝ち組、負け組と称されるような格差社会について、どのような現象が実際に起き、その原因は何なのかという毎日新聞の連載企画を本にしたものです。金持ちが優遇される政策の批判、セーフティネットの不足という論調が強い内容でした。確かに自分の周りでも格差が広まっていく気配をひしひしと感じています。日本の国民総幸福(GNH)は低いに違いない。


(01:59)

2007年01月08日

太田肇
『お金より名誉のモチベーション論』
2007年1月4日
東洋経済新報社
1.8-2 人事評価一般に関していろいろと示唆に富んだ内容でした。確かにモチベーションを上げるには、お金より承認欲求を満たしてあげるような刺激の仕方が効果的だと思います。みんなが認めてくれる仕事って、やっぱやりがいがありますよ。必要とされていなければ、やる気も起きないし、ばつが悪い待遇だったりするとやりづらいものです。競争下に置くと競争や相手ばかりが気になって効率が下がる人、褒めることによって、それをプレッシャーに感じて潰れてしまう人、人の能力を引き出すというのはなかなか難しいものです。まあ、人間関係はその人その人で捉え方感じ方が違うのでメール一つでも大変なんですけどね。


(21:41)

2007年01月07日

田中淳子
『はじめての後輩指導』
日本経団連出版
2006年9月20日
1.7-2 部活や研究など、ぼちぼち後輩の指導はしてきましたが、お金をもらってやるのは仕事が初めてということになります。それ相応の結果が求められることになるのは少々めんどくさいと思ってしまうものですが、基本は一緒。気負う必要もないか。所詮、人間関係。と思っている私が、サクっと読める薄い本としてチョイスしたのが本書。副題は「知っておきたい育て方の30のルール」ということで、30のお題が用意されてあり、それについてこうするんだよってなことが書いてあります。30のルールは基本的に文句なしですが、著者の説明はイマイチです(私が天邪鬼なのでしょう)。成功例として紹介されている内容も私が部下だったら、不快(迷惑)に感じるものもいくつかありました。感じ方は人それぞれ。難しいですね。


(10:42)

2007年01月05日

岩瀬大輔
『ハーバードMBA留学記』
日経BP社
2006年11月20日
1.5-2 外資系や海外MBAの話ばかり読んでいたこともあり、新聞の広告で気になっていた一冊をチョイス。副題の「資本主義の士官学校にて」にあるように、現在のアメリカ型資本主義の考え方を日本で言われる“ハゲタカ”的な視点ではない純粋なものとして見ることができた感じがします。前2冊同様、この過酷な超実力主義というか、才能と努力、そして実力と行動力を備えたエリートの世界を垣間見て、日頃の自分の怠惰さを実感したわけです。はい。最後の100楼未蓮漁師と投資銀行家の話やプランド・ハップスタンス、transformational experienceなど、とても示唆に富んだ内容で非常に面白かったです。とっちゃおうかMBA。なんて


(23:15)