2005年06月

強い企業はここが違う実践IT経営

英嘉昭
『強い企業はここが違う実践IT経営』
日経BP企画
2005年5月30日
6.30 文字を目で追っているだけで終わったような…感じです。今、読み返してみるとポイントとなる箇所はゴシックになっていたりかなり読みやすく工夫されています。印象に残っているものは、組織と人を取り巻く5つの壁として、部署の違いなどの「組織・職場の壁」、同じ部門内の「個人の壁」、「情報システム部門とユーザーの壁」、「トップと現場の壁」、そして最後に自分自身の経験と理想の差から生じる「自己の壁」が挙げられていたことです。なるほどね。あと、IT経営を進めるうえでの要点として、これまた5つの視点として、「環境の変化」、「経営戦略/ビジネスモデル」、「ビジネス(業務)プロセス」、「組織/人/知識」、「IT活用」が挙げられていました。

木を見る西洋人 森を見る東洋人

リチャード・E・ニスベット著/村本由紀子訳
『木を見る西洋人 森を見る東洋人』
ダイヤモンド社
2004年6月10日
6.17 個人的にはかなり興味のあるジャンルでとても面白かったです。西洋と東洋の考え方の違いは、医学や経済にみられるようにかなり異なっています。その相違を心理学を通して解明しているのが本書です。西洋的な考え方や東洋的な考え方が混在している社会で少しは世の中を省みることができるのかもしれません。西洋の良さ、東洋の良さを同時に取り入れることでかなりのパフォーマンスが期待できるでしょう。アングロサクソンを中心としたグローバリズムや市場原理主義なんかを考える材料にもなるかも。

会話のマネジメント

M.コノリー、R.リアノシェク著/コーチ・エィ監修/ディスカヴァリー・クリエイティブ訳
『会話のマネジメント』
ディスカヴァリー・トゥエンティワン
2004年11月20日
6.11 コーチングの本の続きです。このシリーズ、たぶん全4冊です。今回はその2冊目。タイトルの通り、会話に焦点を当てたものです。いかに価値を創造するような会話ができるかということですが、バイオリアクションをとらないためにはどのようにすればよいかが一つのポイントだったと思います。でも、ワシも人間やからついつい感情が先走ってというか、話の通じない人には冷静でまともな対応はなかなかできないですね〜。浪費の循環を避けることがとても重要なのですが、ついつい嵌ってしまうところです。はい。

バカの人

和田秀樹
『バカの人』
全日出版
2005年5月27日
6.1 和田さんの本は4月にも読んでますね。タイトルを見るようにちょっと内容のレベルは低いんですが、こういう本はわかりやすいですよね。いるいるってなバカの人がぎょーさん紹介されてます(対策も含めて)。意外にコーチングの内容ともかぶるようなかぶらないような。しかし、こんな本を読んでる自分がバカらしい。人をバカにする奴がバカなんだよぉ〜。“バカ”って言葉は知的欠片もないですよね。よく使うけど。
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