秋山賢三
『裁判官はなぜ誤るのか』
岩波書店
2002年10月18日
全く関係のない本を読むときが一番安らぐ時間と言えます。さて、この本は冤罪がなぜ起こるか、起こさないようにするためにはどうすればよいかということが元裁判官の著者によって書かれてあります。「疑わしきは被告人の利益に」という言葉に表される基本的な思考が裁判官において希薄であることが問題であると指摘しています。しかし、刑事裁判における有罪率が99.9%というのは確かに異常です。裁判官がいる意味があるのかないのか。これじゃ検察官が有罪か無罪かを決めているみたいですよね。
『裁判官はなぜ誤るのか』
岩波書店
2002年10月18日
全く関係のない本を読むときが一番安らぐ時間と言えます。さて、この本は冤罪がなぜ起こるか、起こさないようにするためにはどうすればよいかということが元裁判官の著者によって書かれてあります。「疑わしきは被告人の利益に」という言葉に表される基本的な思考が裁判官において希薄であることが問題であると指摘しています。しかし、刑事裁判における有罪率が99.9%というのは確かに異常です。裁判官がいる意味があるのかないのか。これじゃ検察官が有罪か無罪かを決めているみたいですよね。