2004年10月13日

石井小夜子
『少年犯罪と向きあう』
岩波書店
2001年12月20日
10.12 この本もよくある最近の子供に関する本のひとつですね。犯罪が多くなったとか、凶悪化したということは実際ないわけですが、何が変わったかといえば罪を犯してしまう子供の質なんでしょうね。これまではそんなことをしなかった層の子供が犯してしまう。また、誰が起こしてしまうか判別がつきにくいということでしょう。この本は、少年法の改正についての筆者の見解が書いてあるのですが、なかなか難しい問題ですね。あと、犯罪を起こしてしまう子供は、自尊感情や自己肯定感が弱いというのは的を射ていると思いました。


(10:50)

2004年10月07日

尾木直樹
『子供の危機をどう見るか』
岩波書店
2000年8月18日
10.7 よくある最近の子供に関する本です。学級崩壊やら凶悪事件などを振り返りながらその原因について、それなりの見解が示されていると思います。最後のほうは、これに対応するための現代的教育のあり方について、これまでの数々の試みなどを挙げながら提案されています。昔のツッパリなんかと違う形で表れてきた子供の荒れはそもそもいつから表面化してきたのかと考えると、結構私の年代がそのキーとなる学年だと思います。ルーズソックスやポケベルに携帯、プリクラに厚底ブーツ、ガン黒に一時期流行った「チョベリバ」などの言葉も私の世代です。援助交際のピークも私の世代。なんだか、半分当事者としても読める本な気もしますね。

(13:28)

2004年10月02日

長部三郎
『伝わる英語表現法』
岩波書店
2001年12月20日
10.2 意外と英語に関する本が家にあったようです。でも、これが最後。前回同様、私には少しレベルが高い内容でした。基本的に単語で読んでしまう私には、それを否定する内容の本だったので、これまた自信を失いました。ただ単語英語では、気持ち(内容)は伝わらないということは、説得力のあるものでした。英語は単語で表現するより単語に縛られずに具体的に説明しないとわからないものなんですね。英英辞典ばりに。さて、これからどうやって英語勉強していこっかなぁ〜。チャイ語もやらなきゃなぁ〜。…。

(11:36)

2004年09月29日

マーク・ピーターセン
『心にとどく英語』
岩波書店
1999年3月19日
929 題名通り、心にとどく英語を話すために、日本人があまり理解していないと思われる英語の微妙なニュアンスについて、映画などに出てくる会話を例に説明しています。まあ、私の英語力に対して少し早い内容でした。微妙なニュアンスの違いについて言われても私にとっては、混乱を招くどころか自信喪失以外の何者でもない感じです。勉強にはなりましたけどね。しかし、日本語というのは複雑なだけに、表現力だけはあるなと思いました。とりあえず、読むことができれば十分で、バイブルはビック・ファット・キャットですね(笑)。

(02:00)

2004年09月26日

鈴木孝夫
『日本人はなぜ英語ができないか』
岩波書店
1999年7月19日
926 我が家には、未読の岩波新書・文庫がいっぱいあります。バイト(本屋)を辞めるときに70冊ほど戴いたものです。お陰で今年度中は読む本には困らないと思います。これはそのなかの1冊。ちょうど先日英語の試験も受けたし。英語のできない日本人の一人として(英語コンプレックスを持つ一人として)読ませて頂きました。内容は、日本人の持つ文化的な特性や英語教育の問題点などが述べられています。書いてあることはその通りだと思います。日本にいれば日常において英語を使うことはほぼないに等しいというか、できなくても生活はできます。しかし、やはり使用する必要のある人間はしっかり身に付けないといけませんね(自分のこと)。

(20:06)

2004年09月24日

ゲーテ作/山崎章甫訳
『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(下)』
岩波書店
2000年3月16日
924 とりあえず、一通り読み終わりました。とてもためになる本です。お奨めします。基本的に私は、物語などで人の名前を覚えるのが苦手です。特に横文字の。誰が誰だかわからなくなることが度々あります。今回も例に従い、しばしば。実際、今も多少混乱が残ってます。この『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』には、続編として『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』という本がありますが、とりあえず『修業時代』で一端休憩しようと思います。続きはいつか読みます。

(23:52)

2004年09月19日

ゲーテ作/山崎章甫訳
『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(中)』
岩波書店
2000年2月16日
919 前にも言いましたが、ゲーテが複式簿記を賛美したといわれる原典です。その記述は上巻ですでに出てきてしまいましたが、そんなことより本の内容がとてもいいです。ゲーテ自身の哲学が凝縮された内容になっています。ドイツ人の男性らしい記述な気もしますが、私にはかなりの共感をもつことができる内容です。特に、主人公のヴィルヘルムや友人ヴェルナーは、とても共感がもてます。両者は両極端な人間だけど、人間両方の考え方を持ち合わせているものです。私もそうですし。ただ、いまのところ第6巻の内容はなんだったのかよーわからんです。残すは下巻のみ。さぁーて、さっさと読み終えてしまうか。

(20:00)

2004年09月12日

田中弘
『不思議の国の会計学』
税務経理協会
2004年8月20日
5e4082c1.jpg 田中先生の時価主義批判第4弾です。過去の3冊同様とても読み易い本です。会計学の本に欠けている読み易さをこれほど平易な例えを交えて誰でも読めるように書いていらっしゃるのは田中先生をおいて他にはいないのでは。しかし、平易かつ大胆に書かれているので、極端な表現や事実から反するような過剰な表現が間々見受けられてしまうのは少し残念。そういう部分を除けば、共感する部分は多いです。主に、高株価経営批判(ビックバス、クリエイティブ・アカウンティングなど)、WASP批判(市場原理主義など)、離脱規定の問題、クリーン・サープラスの重要性(時価会計、包括利益など)などには強い共感を持ちます。しかし、折角誰でも読める内容なのに¥2,940じゃ、一般の人とは買わないわな。

(22:28)
以前のbook diaryは、下記のアドレスにあります。

http://www.yamanelab.jp/book.htm

(22:26)